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    Author:ふなななえ
    無駄に体育会系な思考と行動の人。
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    趣味は飲む・食う・語る・描き散らかす。

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      こちら見てる方はほぼ持ってらっしゃるでしょう(笑)
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    ■囲炉裏端の鍋■
    上橋菜穂子さんの作品を「守り人シリーズ」を中心としてあれこれ語りたい所存です。囲炉裏端で鍋つつきながら語るように、まったり作っていく予定です。 コメントお気軽にどうぞ(レスはコメント下部にて)!
    精霊の守り人 第二十二話 「目覚めの季」感想2つめ…
    思い入れが深すぎると自分の中で対象のイメージが固まってしまうことは多々あることかと思います。
    バルサとジグロのエピソードが自分にとってはまさにソレで、どうにもこうにもこの2回分はすんなり身体に入ってきてくれませんでした;
    おおぅ、アニメ守り人見て初めてだよ、こんなの!!
    (原作と展開違っててもその違いを楽しんでたんだけどなぁ)
    相方の視聴の様子を見ていると、そんなひっかかりはなさそうな気がするんですがね。

    ということで今回はかなり絞って偏った叫びです。
    いつもお軽い(…)んですが、ちと理屈こねです;
    そういう愚痴っぽい感想が苦手な方はスルーしといて下さいませなー。



    いかに、いかに「回想」的展開がTVアニメの間尺で表現するのが難しいか。
    (そら、ジャンプ系のこれでもかって回想アニメもありますけど、アレは向かう方向性が全然違いますしね)
    シーンだけ切り取るような漫画的表現はできないし、かといって、全部写し取っていれば時間的に全然間に合わない。
    どうしてもダイジェスト的展開になるのだが…。
    それこそ作る側が「どこに」呼応したのかでダイジェストのフォーカスする箇所が様々になるんだなぁ…と。

    ■バルサとジグロ■
    えー。
    http://funaya.blog89.fc2.com/blog-entry-29.html
    ここに、「闇」を読んで思いついたことをつらつらつづっております。
    文章にもならぬ感想ですが。
    バルサとジグロへの気持ちの一端ではあります(全部はまだ表現できましぇーん)。

    物語の「精霊」と「闇」を通じて感じたのはバルサとジグロの絆、苦しみ、憎しみ、悲しみ、そしてその中でも得た喜びとぬくもり。
    そこいらが、どうにも…いまいち伝わってこなくてねぇ;
    私が原作に思い入れ強すぎるからだとは思うんですけど;;

    一斉に挑んできた残りの王の槍。
    ジグロの強さや感情の爆発を表し、かつ、時間的なこと(笑)も含めて効果的ななんだとは思います。
    思いますが!
    ずっと重く引きずる苦しみや、いつ終わると知れないログサムからの追撃を心配しながら生きていく…ということにはこれだとならない。
    一人一人苦みを引きずってかつての友を屠るそのジグロの苦しみが、あまり、落ちてこない。
    それを長く見続けてきたバルサの心の痛みもまた同様で。
    そんな長い苦しみの中でもバルサを抱き、生き続けていたジグロだからこそ、最期のシーンが胸にしみるんだと思いますが。
    「8人の魂を弔う」という言葉もバルサから出るんじゃないかと思うんですが。
    そしてその長い時間を共に苦しみ、けれど生き続けたバルサにだからこそ、「きばるな」と言えるジグロがいただろうし、「分かれよう」と言われた時にも「人生を勘定するな」と言えるジグロがいたんだと思う(この台詞カットは残念だ)。
    アニメーションと文章である原作とを同じ展開にしろなんて乱暴は言わないし、むしろしてほしくない。
    けれど、今回はちっと弱かった。
    (もしかして、監督も思い入れ強過ぎちゃったのかなぁ)

    時間、短すぎたのかなぁ。思い入れ強すぎたのかなぁ。
    数年前、全くの予備知識なしに、攻殻機動隊第25話「硝煙弾雨」をたまたま、深夜見た(しかも途中から)。
    設定も何もしらない。タチコマも何か知らない。けれど、ぼたりと涙が落ちた。
    なんだこりゃと、びっくりした。
    神山監督の作品を見たのは、それが最初です。
    この2話、方向性は違ってても、そんな感覚を期待してたのかもしれない。

    ■誓い■
    殺さずの誓い、8人の魂を弔うという誓い。
    バルサさんが、チャグムに言う。
    「この誓いがあったからあんたを助けた」
    …そうだろうか?
    バルサは、そういうことがなくても、やっぱり川に落ちたチャグムを助けただろうし、二の妃の願いを聞き入れただろうと思う。
    それは「誓い」という縛りではなく、バルサという人間の在り方なんだと思う。
    ジグロがそうであったように。
    だから、「誓い」なんてものがなくても動くバルサを描いた方が、かえって「ジグロ」を描くことになったんじゃなかろうかと。
    少なくとも、私は原作から、バルサを通してジグロを見ました。
    「あんたを守ることでジグロの気持ちが分かった」という気持ちが”分かった”んですがね、他の方はどうでしょう?

    ■カンバル■
    そういえば友人るーくさんの母君がなかなか鋭いつっこみを入れて下さってます。
    「なぜ国の実力者で英雄でもあるジグロが王弟ログサムの悪事を白日の下にさらさなかったのか」

    確かにそうである。
    彼ほど人望や力があれば(政治的な力はともかく)、事実をなにがしかの形でさらすことは出来たし、それに呼応する者もいるだろう。
    けれど、それが出来ない国の成り立ち、階級、その他諸々があったのだろうと思う。
    原作を読んでいて、そのあたり、ひっかかることはなかったし、あの時のジグロにもカルナにもあれしか取る方法がなかったのだろうと。

    …けれど、私でさえ思った。
    アニメで、カルナはジグロがバルサを連れて逃げた時点で毒を盛ることを止めることが出来たんじゃないかと。
    命を取られても。
    彼の最も大切なものは王弟が簡単に手を出せぬところに逃れたのだから(アニメではユーカらの存在はとにかく置いておく)。
    時系列が文章とは異なるせいもあるが、それよりも、「権力者の力」というものがあまり感じられない描かれ方であったから、そのような違和感を持ったのかもしれない。

    文章というのは、人の語りの形をとっていても、第三者の語りであっても、状況・心境などの説明をしながらも物語としての材となる性質を持っている。
    だからバルサの昔語りの形でもちゃんと、私にはそれらが伝わってきた。
    けれど、アニメーションは違う。
    語りは語りであり、それのみで場を全て表すことは難いと感じる。
    アニメーションにおいての「場の説明」とは、「時間」が関わってくる分、文章や漫画よりも厄介だと感じる。
    (ナレーションやモノローグで状況説明をしようとするアニメーションが結構多いように感じるが、それでは心に伝わりにくい…と思うのです)
    動きと時間と、あるいはカメラの位置なんかで、それは無言のうちに伝わってくる。

    アニメ守り人でいえば新ヨゴ皇国の描き方がそれだったのではなかろうか。
    体勢を云々いう台詞はさしてなかった気がするが、そこに働く人の多さ、王宮の大きさ、城下町…といえるのか扇の下の豊かさ、無人という存在、チャグムの壮大な葬式…それら全てであの国がどういう体勢で、帝がどういった存在か、視聴者には伝わったことだと思う。
    短い時間でカンバルを表すのはやはり難しかったということか。
    時間があれば、表せたのか、それを思うとやっぱり残念だ。




    …尻切れトンボだ(激爆)。
    あんまり尻切れなんで、またどっかで叫ぶかも、です(書き切れてないことも多いし)。

    いいとこもたくさんありました。
    チャグムの毎日生活して、だんだん逞しくなってく様だとか(でもこれは村でも見たかぁ)。
    ひたすらおさんどんするタンダとか(似合いすぎです)。
    飯ばっか食ってさくさくと湯治に出かける師匠とか(わはははは、らしすぎて素敵v)。
    タンダの正念場にめずらしく目を泳がせるバルサさんだとか(やっぱりこういう芝居はすばらしいです)。
    秋から冬、そして早春へと移り変わる山の表情だとか(山、行きたいなぁ>次の機会よろしく!青海さん!)。
    原作とはいい意味で別人にまっとうに国に尽くすガカイ様だとか(シュガは何やっとんじゃい、あと聖導師もよぅ)。

    でも、それ以上にすんなりこないことが多い…回ではありました…。
    でも!このエピソードはさすがに自分の中で大きいんでこんなんですが、他はもう「IGありがとー!」と、スタジオがあるであろう方向に向かって叫びたい気持ちですので!
    残り4話、楽しみに楽しみに着地点を見させて頂きたく!!!

    お父さん許しませーんっっ!

    …まぁ、そういう気持ちもあろうかと(ないよ)。
    原作の姐さんが超絶美人とかじゃないから(ぶすじゃないよ!かっこいいコワモテ姐さんだぜ!)、こういう発送はチラとも出てこなかった(笑)。
    この記事に対するコメント
    よかったねタンダ!!
    ものの数に入れてもらえて(爆)←だって相手にもしてもらえなかったら寂しいし。
    おとーさんは大変ですよ、全く(笑)

    納得いかないところ、同感です。
    今回は珍しくも作りに粗さがあった気がします、もちろんいいところもたくさんでしたけど。
    思い入れが強すぎて、かみ合わないのでしょうかね。
    でもななさんの感覚を読ませてもらうのは楽しいですし、参考になります。

    あ、でも最後の毒は、ジグロが一度断ったため盛らざるをえなかったんだと思います。
    毒を盛って、帰って来てからジグロの行動を知ったから。
    自分が始末されるときに、バルサも殺されるだろうことは予想していたものの、それでもバルサの命を絶たれる時間を、少しでも先延ばしにしたかったゆえの決断だと。
    愛するもの、守るべきものがあると、どうしてもそれ以外を切り捨てざるをえない。
    そういう決断があったから、あれだけカルナさん、出番が短くても印象に残ったのだろうなと思っております。
    ・・・長々と失礼しました。
    【2007/09/06 02:29】 URL | 青海 #- [ 編集]

    色々な意見
    青海しゃ!
    お父さんまんがに反応ありがとねー!
    …可愛い娘だもんね、色々気になるのですよ!

    でもって、21,22話は色々な意見があってブログを拝見してると興味深い。
    ああ、そういう考えもあったか!と。
    作り手は勿論ですが、見る側(原作読んでた方ね)も思い入れも深いエピソードだったんだな、と。
    きっとどの意見も正解とも不正解ともいえない、受け取った側の感覚ではあると思います。

    あ、あとご指摘ありがとですね!
    そか、あれは盛った後なのか!でもって…この後…きっと殺されちゃうのか(滂沱)。
    本当、カルナ父さんのイメージは1回きりなのにすごく強いですねー。

    ……次、休みいつですか?教えてたもれー!
    【2007/09/08 10:05】 URL | ふなななえ@管理人 #hyI/f7.k [ 編集]


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    レビュー・評価:精霊の守り人/第22話「目覚めの季」

    品質評価 17 / 萌え評価 28 / 燃え評価 13 / ギャグ評価 6 / シリアス評価 65 / お色気評価 2 / 総合評価 22レビュー数 46 件 第22話「目覚めの季」のレビューです。 ANIMA-LIGHT:アニメ・マンガ・ライトノベルのレビュー検索エンジン【2007/09/07 20:12】